桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ「前代未聞」

2024年01月04日 (木) 18:01
 元旦に、令和6年能登半島地震が発生し、本日確認できている限りでも80名以上の方が命を落とされました。犠牲になられた皆さま、ご遺族の皆さまに衷心より哀悼の誠を捧げます。また、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

 被災地の方々は、余震が続く中、停電や断水、道路の寸断などによって、大変不安な時間を過ごされていることと思います。自民党ではこの地震の対策本部を立ち上げており、私も役員に就任しました。東日本大震災での経験を活かし、足元の災害対応と、その先の復旧復興のために努力してまいります。

 翌日には、前代未聞の、民間の旅客機と海上保安庁の航空機の衝突事故がありました。まずは、亡くなられた海上保安官の5名の方々のご冥福をお祈りいたします。

 一方で、旅客機に乗られていた方々が全員救出されたというのは、本当に奇跡的なことであり、搭乗員の皆さん、そして乗客の皆さんの判断と行動のたまものだろうと思っています。事故の原因を究明し、このような惨事を二度と起こさないための対策を考えてまいります。

 更に、三日には北九州市の小倉で、戦後直後から続く鳥町食道街が全焼してしまうという痛ましい火災がありました。被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

 仙台にも歓楽街として市民に親しまれている地域がありますが、おそらく小倉の方々にとってこの食道街は同じような場所だったのではないかと思います。昔ながらの木造の街並みは各地に残っており、こうした火災を予防するための新たな取り組みも模索していかなければならないと考えています。

 元旦から三日続けてこのような大きな惨事が起こること自体が信じられない気持ちですし、大変な一年になるのではいかという気がしています。鹽竈神社にて国民の皆さんの安全を祈願してまいりましたが、このような悪い予感が当らない一年になってほしいと思っています。