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2017年12月14日 (木) 21:28

桜井充メルマガ:「再出発」


私たちは、基本的には予定候補者全員が受け入れられることを前提に、前原前代表の提案を受け入れ、希望の党と合流することになった。しかし、交渉の結果は、私たちがとても受け入れられる内容ではなかった。新党から立候補しなければならない人、あるいは無所属で立候補しなければならない人等、野党はバラバラで戦わなければならなかった。また予定候補者に中には、立候補できない人もいた。
 
選挙の結果は、与党で3分の2を確保することとなり、前原代表は辞任された。当初は総選挙後、参議院や地方議員も希望の党に合流する予定であったが、それは白紙となり、民進党は存続することになった。
 
存続した民進党ではあるが、総選挙を戦わなかった代償は大きく、支持率は低迷している。一方、支持は低いが、安倍政権を打倒するために、野党共闘を行わなければならないという点で、果たすべき役割は大きい。また、野党が保守とリベラルという考え方によって二つの政党に分けられたが、この中間に位置する政党が必要であることは言うまでもない。このような状況を踏まえて、民進党は最出発しなければならない。再出発にあたって大切な事は、民進党時代の理念は継承しつつも、負の遺産を払しょくできるように生まれかわらなければならないという事である。何故ならば、負の遺産が払しょくされなかったから、民進党の支持率は伸びなかったからである。
 
そのため行うべきことは、「安倍政権打倒」という立ち位置を明確に示すことである。野党の役割は物わかりが良いことではない。政権打倒のために、戦う集団にならなければならないのである。また、少数野党の乱立、そして野党間の競合は、安倍政権を利するだけであり、野党間の連携を強化しなければならない。
 
さらに、国民の皆さんからの支持を回復するためには、例えば、「バラバラ」であるとか、あるいは、民主党政権時代の政権運営についての批判が強く、民進党には政権を委ねられないといった負の遺産を払しょくしなければならない。民進党には議員個人が自由に意見を述べられる風土がある。その事が「バラバラ感」につながっているように思われがちだが、問題の本質は決まったことに対しても、それを認めようとせず、持論をマスコミの前で発言してきたことである。当然のことだが、党は個人の意見を尊重しなければならない。その一方、議員個人は党員であるという意識を持つことが大切である。
 
そして、政策である。私たちは格差拡大を生んできた新自由主義を否定してきた。新自由主義と決別し、格差拡大を改善するだけではなく、中産階級を増やし、豊かな日本を取り戻さなければならない。
 
さらに、個人の尊厳を守り、物質面だけではなく、精神的豊かさを享受できる社会の構築が必要である。そのためには平和は極めて重要であり、制裁一辺倒の安倍政権と一線を画し、対話による問題解決の道を切り開いていかなければならない。
 
国民の皆さんの生活を良くするためにも、安倍政権を一日も早く退陣に追い込まなければならない。そのためにも、党改革を進めて行かなければならないと考えている。
 
 
 
参議院議員・医師 桜井 充
 
 
 
【秘書のつぶやき】
桜井充秘書庄子です。
外国人技能実習生の失踪が急増しているとの報道がありました。人手不足に悩む現場において、解決策として期待されている外国人技能実習生ですが、職場環境や賃金の問題はなお深刻です。
外国人技能実習制度は本来、働きながら学んだ技術を祖国に持ち帰り、その発展に貢献することを目的としています。国際貢献のための制度であるはずが、日本の外国人技能実習制度は、実習生を安価な労働力として扱っているとして、従来多くの批判を受けてきました。米国務省「2007年人身売買報告書」では「人身売買」にも匹敵するものだと厳しく指摘されています。実習生に対するパワハラやセクハラ、賃金の未払いなどの問題は未だに起きているようです。物言わぬ単なる安価な労働力と見なす風潮を改めなければ、これこそ日本の恥です。(庄子真央)