桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「​進展は何もなかった」

2016年12月22日 (木) 17:34
 予想通りと言うと怒られそうだが、日露首脳会談で、領土問題の進展は全くなかった。一方、プーチン大統領はしたたかで、経済協力だけは取り付けた。日本にとって、ほとんどメリットのない交渉内容だった。
 
 ロシアが北方領土を返還しない理由は明確で、日本に返還すれば、北方領土に米軍基地が置かれることになり、ロシアにとっては大きな脅威になるからである。
 
 安倍総理の外交下手は今回に限ったことではない。北朝鮮との拉致問題も同様である。マスコミは拉致被害者が帰ってくるような報道を行っていたが、結局は何の進展もなかった。色々なことに手を出しているが、ものになったものは何もない。
 
 結果は出ないのだが、色々なことを行っているので、国民の皆さんからみれば頑張っているということになるのだろう。これが、支持率の高い原因の一つだと思う。勿論、最大の原因は、国民の皆さんの期待に応えられない野党にあることは言うまでもない。
 
 今年も残りわずかで、毎日忘年会である。飲みすぎに注意して、楽しく年の瀬を送りたいと思っている。
 
 
参議院議員・医師 桜井充
 
 
 
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書庄子です。
 鳥インフルエンザが猛威を振るっています。新潟・青森や北海道に続き、宮崎県でもH5N6型のウイルスが確認され、鶏が殺処分されました。殺処分した鶏に対しては国から100%の補償がなされますが、これはもともと80%だった補償率を、旧民主党政権時に100%といたしました。養鶏農家の方々の再建の一助になればと思います。
 私事で恐縮ですが、私も先日インフルエンザにかかってしまいました。もちろん出勤停止、外出も憚られるという状況において役に立ったのが、災害用にと買いだめていたペットボトル飲料やおかゆなどのレトルト食品でした。
 当メルマガでも何度も申し上げてはおりますが、インフルエンザの予防には手洗いが一番効果的です。20秒から30秒、「ハッピーバースデー」を二度歌うくらいを目安に、時間をかけて洗うことが肝心です。
 とはいえ病気はふいに降りかかってくるもの。想定外の事態を想像して、可能な限り備えたいものです。(庄子真央)