桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ「温暖化」

2024年02月15日 (木) 18:44
 昨日、今日と東京はとても暖かく、4月中旬の気候だそうだ。外を歩くときにはコートを脱いでいる。生活しやすいが、スキー場は雪が溶けて営業できなくなってしまっているところが多く、このような季節外れの気候が続けば大変なことになる。

 大雪は災害の原因となるが、雪が少なすぎることも様々な問題を引き起こす。なんと言っても、雪は天然のダムであり、雪解け水は農業等に欠かせないものだ。降雪量が少ない今年は、水不足が懸念される。

 建設業にとって、除雪作業は冬場の収入源であり、塩の販売会社は冬の商品として融雪剤を扱っているので、こちらも大変である。

 話は変わるが、「宮城県私学助成をすすめる会」の方々と面会した。過去と比べると、私学と公立高校の格差は小さくなっているが、少子化による生徒数の減少という問題があり、学校経営は厳しさを増している。

 例えば、2020年の数年前の宮城県気仙沼市の出生数は248人だった。気仙沼市内には現在5つの高校がある
が、そのうちの一つである公立気仙沼高校の定数が240人なので、2020年に生まれた子どもたちが高校に行くときには、計算上、公立気仙沼高校があれば十分ということになる。

 最重要課題として少子化対策に取り組むことは当然だが、温暖化の問題にも取り組んでいかなければいけないと考えている。