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桜井充メルマガ「何でも反対なのか」

2020年01月24日 (金) 11:47
【桜井充メールマガジン1139号】
 
◇何でも反対なのか
 
国会が開会した。各地の台風被害など、一連の災害からの復旧・復興予算が盛り込まれた補正予算案が提出されたが、国民民主党はこの補正予算案に反対するらしい。立憲民主党と歩調を合わせなければならないためだと言うが、被災地選出議員の立場からすれば、信じがたい決定である。「対決より解決」の精神はどこに行ったのだろうか。
 
私は現在、党には所属していないが、国民や立憲と同じ会派に所属している。これまでは、私の考えと違っていても、基本的には会派の賛否に従ってきたが、今回の補正予算案は自分の考えで賛否を決めたいと思う。
 
一番の理由は、やはり復旧・復興を優先するべきだと考えているからだ。昨年の台風被害を受けて、私は農業被害に対する補償や自治体負担の軽減等を政府に求めてきたが、補正予算案にはそうした内容がきちんと盛り込まれている。確かに緊急性のない予算も含まれてはいるが、大事な点はどちらを重要視するかである。
 
また、今回の決定は、立憲民主党との合流協議の影響が色濃く出ているようにも思う。参議院国民民主の中でも、合流に賛成の議員は、補正予算案に反対の立場を示している。一方で、被災地選出の議員を中心に、賛成するべきだという議員もいる。補正予算案に反対するという決定は、本当に国民の皆さんのことを考えてのものだといえるのか。外野の意見だが、私には無理に足並みを揃えようとしているだけのように見える。
 
会派は同じでも、国民と立憲は違う党である。予算案に問題があるから反対するという考え方と、問題はあれども、それ以上に優先するべきものがあるから賛成するという考え方は大きく異なる。繰り返しになるが、どちらを重要視するかの問題なのである。何もかも一緒にやろうとすることに無理があるのではないだろうか。
 
 
 
参議院議員・医師 桜井 充