桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ「今更何を」

2019年08月22日 (木) 17:59
現在、仙台市議会議員選挙が行われています。私の元秘書も3人立候補しています。青葉区は新人のごうこ正太郎、宮城野区は3期目に挑む渡辺たかのぶ、そして太白区は2期目への挑戦となる沼沢しんやです。25日(日)が投票日になります。ご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 
さて、我が党と立憲民主党が統一会派を組むことになった。立憲民主党は7月の参議院選挙で躍進したが、想定していたほど議席数を増やせず、執行部の方向性に疑問の声が出ていた。一方の我が党では、選挙結果を受け、立憲と合流したほうが良いという考えを持った議員が衆議院側に多数居り、両者の考えが一致して、今回の決断に至ったのだと思う。
 
私たち参議院側からすれば、今更ですか、という感じである。参議院選挙の前に会派を同じくしていれば、野党はもっと躍進できたはずである。例えば、大阪選挙区などを一本化できていれば、立憲の候補者は当選していただろうし、比例を統一名簿方式にしていれば、我が党はさらに1議席を確保できただろう。
 
こうしたことは選挙前から分かりきっており、選挙後に統一会派が決まったことには、今更という思いが拭えない。
 
統一会派を組むにあたり、立憲から提示された政策にも疑問がある。主な内容は、原発ゼロや同性婚、そして夫婦別姓などである。これらはいずれも重要な政策課題だが、会派を組むための理解と協力に関する合意なのだから、例えば、労働分配率の引き上げや東京一極集中の是正といった、もっと大きな政策で合意するべきなのではないだろうか。
 
大きな塊に近づき、野党の発言力も増すかもしれない。しかし、今のままで政権を取れるのかと言えば、無理な話であると思う。2年前のごたごたを思い返せば、今回の合流が国民の皆さんにすんなり受け入れていただけるとも思えないが、そうした不安を持っているのは私だけだろうか。
 
 
 
参議院議員・医師 桜井 充
 
 
 
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書庄子です。仙台市議選の投票日がいよいよ近づいてきました。今回は野党から若い候補者が多数立候補しておりますが、桜井の元秘書の候補者らも、宮城野区の渡辺たかのぶが40歳、太白区の沼沢しんやが38歳、青葉区のごうこ正太郎が34歳と、全員が20年先の仙台市に責任を持って政治を行っていける若い世代です。低投票率が噂されてはいますが、これからの仙台の未来が問われる大切な選挙です。立候補者の政策や経歴を記載した選挙公報も、仙台市選挙管理委員会のホームページ上でご覧いただけるため、ぜひ各候補者の政策を見比べていただき、ご判断いただければと思います。私も仙台に戻って活動しています。残りの選挙戦、候補者と共に精一杯頑張ってまいります!(庄子真央)