桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ「本当に凄い」

2019年08月09日 (金) 14:39
◇本当に凄い

女子プロゴルファーの渋野日向子選手が全英女子オープンに出場し、初出場で初優勝を飾りました。本当におめでとうございます。3番でダブルボギーを打った時に、最終日に弱い日本人選手かと思いましたが、10番の難しいバーディーパットを決め、12番はドライバーで攻めバーディーを奪い、最後までテレビ中継を観てしまいました。おかげで、感動的な18番のバーディーパットを観ることができました。

インコースに入ってから、凄いプレーの連続でした。緊張しなかったと本人は語っていましたが、最後までドライバーを気持ちよく振っていましたし、二打目は迷うことなくクラブを取り出して直ぐに打っていました。

onとoffの切り替えがうまく、移動の時には笑顔でハイタッチしていましたが、クラブを持つとその表情は一変し、勝負師の顔になっていました。解説の樋口久子さんが新人類と評していましたが、このまま伸びていって欲しいと思います。

これからマスコミに追いかけられることになると思います。テレビでのインタビューを聞いていると、何でこんなことを聞くのと思うようなこともあり、取材攻勢で彼女を潰すことだけはしないで欲しいと思います。

余談ですが、解説を聞いていて、樋口さんのコメントが的確で本当にびっくりしました。18番で2位になったサラス選手が1メートル半につけ、バーディーパットを打つとき、「今までとは違う精神状態だから、意外と難しいのよ」とおっしゃっていました。

結果は、そのパットを外し、渋野選手を突き放すことができませんでしたが、さすが、百戦錬磨の樋口プロでした。明日から北海道でゴルフの大会が行われ、渋野選手も出場します。ハイタッチを求めるファンも多いと思いますが、握手して腕を引っ張ると松坂大輔投手のように怪我をしてしまうので、マナーを守ってほしいと思います。今後の彼女の活躍を期待しています。



参議院議員・医師 桜井 充



【秘書のつぶやき】
桜井充秘書庄子です。いつの頃からか、エアコンを切れない夏場でも電力不足の声を聞かなくなりました。東日本大震災をきっかけに太陽光発電が普及し、夏場の電力需要が賄えていることが背景にあります。
むしろ、昨秋九州電力での出力抑制が話題になったように、電力余りの場面が出始めていることが問題です。出力抑制は、電力の安定供給のため、電力の供給が需要を大幅に上回る場合に行われますが、水力や原子力等の発電方法よりも、太陽光・風力等の再生可能エネルギーを優先して抑制するように定められており、再生エネルギーの発電能力を生かしきれない事態を招いています。
日照に恵まれている九州ばかりではなく、東北電力や北海道電力でも出力抑制が必要になった場合を想定した準備が進められています。原子力発電に依存しない社会を目指す中で、力をつけてきた再生可能エネルギーの力をどれほど生かしていけるのか、既存の考え方を見直していくことがこれまで以上に必要になっていくと思います。(庄子真央)