桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ「平成最後です」

2019年04月26日 (金) 16:05
平成最後のメルマガになります。だからと言って、何か特別なことを書くつもりはありませんが…(笑)
 
昨日は法務委員会で質問をした。これが、平成最後の委員会質疑である。民事執行法の改正で、主に離婚に伴う子供の問題について質問した。
 
ひとり親家庭の貧困率は高く、約50%にものぼる。一般の子どもの貧困率は14%程度であり、これ自体も決して低い数字ではないが、ひとり親家庭は突出しており、いかに経済的に苦しいのかが良くわかる。問題はここからで、何故、貧困率がこれほど高くなっているのか、分析が全くできていないのである。
 
例えば、同じひとり親家庭でも、母子家庭と父子家庭では経済的な事情が違うと思われるが、それをきちんと分析できるような調査は行われていないそうだ。日本は学歴社会であるため、親の学歴が貧困に関係しているかどうかを調査しているかということも聞いてみたが、これもなかった。これでは、きちんとした対策が採られないのは当然のことである。
 
乱暴な言い方になるが、大人は、好きで結婚し、それぞれの事情があって離婚する。私も離婚してはいけないというつもりは毛頭ない。しかし、離婚する時に、子供だけは犠牲にしないでほしい。ゴールデンウィーク明けにも、この問題について議論することになっている。子供たちが大人の都合で傷つくことがないように、頑張って行きたいと思う。
 
 
 
参議院議員・医師 桜井 充

 
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書庄子です。
 池袋で、高齢運転手が乗った車が暴走し、多数の死傷者が出る痛ましい事故が起きました。警察庁の資料によると、自動車による死亡事故全体の件数は年々減少しているものの、高齢運転者による事故の割合は下げ止まっており、免許の自主返納制度や高齢者講習の実施といった現行の施策の他に、実行性のある対策を検討していくことが必要です。
しかし、高齢者による事故が多いとは言え、車を運転する以上、自分が加害者になる可能性は常につきまといます。これからの10連休、普段運転をしない方が運転をする機会も出てくると思いますが、十分に気を付けていただければと思います。
かくいう私もまともにハンドルを握らなくなって久しいもので、路上に出る前にペーパードライバー向けの講習を受けてこようかと思います。自戒を込めて・・・。(庄子真央)