事務局ブログ

桜井充メルマガ「​対決より解決」

2019年03月25日 (月) 10:00
 児童虐待防止対策の抜本強化に関する文書がまとめられた。その中には、私が必要性を指摘していた保護者支援プログラムの推進、歯科医師との連携強化、そして児童相談所と警察の連携強化も盛り込まれている。私の提案を受け入れ、まとめて下さった厚生労働省に感謝したいと思います。
 
 虐待に関する相談件数は年々増加しており、児童虐待を防ぐことは極めて大切である。虐待には、身体的虐待のように体に傷がつく場合もあるが、ネグレクトや心理的虐待のように、体に傷がつかない場合もある。
 
 傷が付かない虐待の場合、虐待の発見は難しいのだが、虐待を受けている子供たちは虫歯の数が多かったり、未処置の歯の数が多いことが分かっており、歯科医師が検診を行えば早期に発見することが可能である。
 
 また、保護者支援については、虐待を行う親自身が病んでいることが多いことから、虐待を防止するためにも、親のカウンセリングを行っていかなければならないと考えている。何故ならば、考え方を変えなければ、行動様式は変わらないからである。
 
 さらに、私の知り合いの人が児童相談所で働いていた時、虐待児の親から牛乳や石油をかけられ、命の危険を感じることがあった。このようなことは、児童相談所の職員が一人で行くのではなく、警察の方も一緒に行くことにより防止できるはずである。
 
 野党だから何もできないというわけではない。各行政機関と信頼関係を構築し、提案をすることで、制度を変えていくことは可能なのである。これからも、対決だけではなく解決できるように努めていきたいと考えている。
 
 
 
参議院議員・医師 桜井 充



【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書庄子です。急速に高齢化が進む日本では、高齢者による犯罪に関する問題も際立ってきています。全年齢を通した検挙総数が減少している一方で、その中の高齢者が占める割合は増加しており、軽微な犯罪を繰り返す者もいることから、一部の高齢者にとって、刑務所が三食付きの無料の住まいと化しているという指摘もあります。
 犯罪白書によると、高齢者の検挙人員は平成29年には約4万6千人、平成10年に比べて約3.4倍に増加しており、そのうち万引きを含む窃盗での検挙が約7割、女性に限れば9割近くに達しています。
高齢者による万引きに関しては、東京都による調査がありました。万引きをする高齢者の特徴として、「現在の生活が苦しい」と感じる者の割合が高く、周囲から孤立している傾向があること等が挙げられています。
 貧困や孤立といった背景も含めて対策を考えて行かなければならない問題です。委員会で取り上げられるかは分かりませんが、情報収集を続けていきます。(庄子真央)