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桜井充メルマガ「建設的な議論ができました​」

2019年03月08日 (金) 10:29
 月曜日に予算委員会で質問に立った。総理には、質問通告などの場を通して、建設的な提案をさせていただくことをお伝えし、建設的な答弁をお願いしていたが、その通り建設的な答弁をして下さった。おかげで、予算委員会らしい質疑ができたと感じている。感謝申し上げたいと思います。
 
 質疑の中で、児童虐待に関する問題を取り上げた。虐待には身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクトの4種類あるが、ネグレクトや心理的虐待のように、体に傷がつかないタイプの虐待は、早期発見が難しい場合がある。その際有効なのが歯科医療である。何故ならば、虐待を受けている子どもは虫歯や未処置の歯の数が多い傾向があるからである。
 
 そこで、虐待を早期に発見するためには、歯科医師の積極的な関与が大切であり、この点を要望したところ、前向きに検討するという趣旨の答弁をいただくことができた。子どもたちの命がかかっている問題であり、犠牲者を減らせるよう務めていきたいと考えている。
 
 20年後の日本に関しても質問した。20年後の日本は、現在のように技術立国として生き残って行けるのだろうか。悲観的かもしれないが、今のままでは難しいと感じている。それは、基礎研究の分野で世界から取り残されそうになっているからである。
 
 この10年で、英誌ネイチャーに掲載された論文数は8%も減少した。アメリカとの共著論文数を各国と比較してみると、日本は10年程の間に、総合数が4位から8位まで下落している。この最大の原因は、大学における論文数の減少である。
 
 ABUアジア・太平洋ロボットコンテストというアジアの大学生が参加するロボコン大会では、17回開催されたうち、日本が優勝したのはたった2回である。一番多かったのはベトナムの7回、2位は中国で5回。大学生の技術の部門でも後れを取ってきている。
 
 将来のための議論が必要である。今の時代の問題解決も必要だが、それ以上に将来を見据え、今から対策を採らなければならない。これからもそのような提言を行っていきたいと考えている。
 
 
参議院議員・医師 桜井 充

 
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書庄子です。昨年9月に岐阜県で豚コレラの発生が確認されてから、まもなく半年が経ちます。人への害はないものの、既に4万頭以上の豚が殺処分されており、岐阜県ではこれ以上の拡大を防ぐため、野生のイノシシへのワクチン散布を行うことも発表されました。
感染拡大は初期対応の遅れが招いたものと指摘されています。岐阜県の報告書からは、今回感染が確認された豚コレラウイルスが引き起こす症状が従来豚コレラが起こすとされている症状とは異なっていたことが、診断の誤り、状況の把握の遅れ、行政の対応の不備等に繋がっていったことがわかります。
 豚コレラの感染拡大については地球温暖化による影響等も指摘されてはおりますが、国内においては野生のイノシシへの対策をまとめ、ウイルスの特性に応じた対策を的確に講じることのできる体制を整えることがなにより重要です。よりよい解決策をさらに見出せるよう、全力を尽くして参りたいと思います。(庄子真央)