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2018年11月30日 (金) 13:11

桜井充メルマガ「​これで議論ができます」

※本メールマガジンは11月29日(木)に配信されました。
 
 今日から参議院法務委員会で、入管法の審議が始まった。我が党は対案を用意して、議論に臨むつもりだった。法律案が委員会で審議できるようにするためには、各党が合意することが必要になる。提出した法案は、各党が議論の訴状に乗せるかどうか決めるのだが、この決めるまでの間の行為を「法案をつるす」と言う。
 
 私たち野党が法案を提出すると、一般的には与党がつるすので、審議することができないのだが、今回は自民党と公明党から了解をいただいており、審議できるはずだった。ところが、立憲民主党だけがつるしを下ろさなかったため、今日からの審議入りは無理ということになった。(勿論、他の野党もつるしを下ろしてくださった)
 
 この経過について、委員会の場で発言したところ、あわてて立憲がつるしを下した。何故急に方向転換したのかわからない。つるしを下さなければ自分たちが悪者になるとでも思ったのだろうか。
 
 私たちはむやみに議会を混乱させることには反対である。昨日も本会議の前に、立憲から議運委員長解任決議を出そうと言われたが、それを拒否した。そうしたら、国民民主が反対したから出せなかったようなことを言っているようだが、国会を混乱させて得られるものは何かあるのだろうか。
 
 私は法務委員会で、このままでは外国人労働者が地方に来ない可能性もあるので、地方自治体の首長が責任をもって、地方に来させるような制度を考えてはどうか、という意見繰り返し述べている。すると、自民党の法務部会長の長谷川岳議員が、衆議院での法案修正に、地方に配慮するという趣旨の一文を入れてくださった。
 
 ただ抗議して、暴れたとしても実質得られるものはない。戦っている姿は見せられるかもしれないが、そこまでである。我が党は「対決より解決」を主張している。これからも与党や役所と十分話し合い、実を得られるような国会運営を行っていきたいと思う。
 
 
 
参議院議員・医師 桜井 充
 
 
 
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書庄子です。
 中国の研究者が、ゲノム編集技術を人の受精卵に用いて双子を誕生させたと発表し、物議をかもしています。研究者の発表からは出産の真偽は確認できず、双子が実在するかどうかも定かではありませんが、事実であれば大変な問題です。
ところでこの報道に触れ、かつてイタリア人医師アンティノリ氏がクローン技術での妊娠を成功させたとして世間を騒がせた一件を思いだしました。改めて調べてみたところ2002年から2003年にかけての出来事であり、同時期には信仰宗教団体ラエリアン・ムーブメントがクローン技術を用いた女児の出産を発表しています。
過去と現在の騒動は、すべて話ばかりで、論文の発表もなく、詳細なデータが示されていないという点で大いに共通しています。こうした科学への不誠実な態度が、今後の倫理的な考え方や技術の進展に悪影響を与えないものかが気がかりです。(庄子真央)