桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ「嘆かわしい」

2018年10月25日 (木) 20:21
 
 昨日から国会が始まった。私は議院運営委員会に所属しており、その委員会では、本会議の議事だけではなく、各会派に分配される委員長ポストや、国会内で使用できる部屋や、車の数等の割り当ても決めている。
 
私たち、国民民主党は野党第二会派に転落した。本来は、図書小委員長や調査会の会長ポストは公明党に割り当てられるのだが、公明党のご配慮で、我が会派が継続できそうだった。それに異を唱えてきたのが立憲民主党である。
 
野党が持っていたポストが与党に移ることがなくなるのだから、同じ仲間であれば、継続できるよう応援してくれるのが筋だと思うのだが、立憲民主党の態度はその逆であった。彼らは野党第一党になった。だから、そのポストを自分たちによこせと言うのである。
 
しかし、原則論から言えば、それらのポストが立憲民主党に割り当てられることはない。何故ならば、参議院全体の第二会派は公明党であり、公明党に割り振られるか、継続性を重視して、我が党に割り振られるか、どちらかしかないからである。
 
こんなことでいがみ合っていて、野党共闘などできるはずはない。私たちが戦うべき相手は安倍政権であるにも関わらず、野党間で争っている。一番喜んでいるのは安倍総理であることは言うまでもない。野党第一党の矜持を見せて欲しいものである。
 
 
 
参議院議員・医師 桜井 充
 

 
【秘書のつぶやき】
桜井充秘書庄子です。
オーストリアの研究グループが、ヒトの体内から微少なプラスチック片が検出されたという調査結果を発表しました。人体への影響はいまのところ見られないそうですが、マイクロプラスチックと呼ばれるプラスチックごみの問題は、決して人ごとではありません。
 欧州議会では24日、使い捨てプラスチック製品をEU域内で禁止する法案が可決されました。日本でもプラスチックごみを減らすための対策が検討されてはおりますが、今年のG7サミットで採択された、使い捨てプラスチック製品の削減目標を盛り込んだ「海洋プラスチック憲章」の署名を見送るなど、立ち後れていると言わざるをえません。
臨時国会では、桜井の所属する法務委員会での外国人労働者の受け入れ拡大の議論を中心に取り組むこととなりますが、こうした他の問題にも絶えず目を配ってまいりたいと思います。(庄子真央)