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2017年08月03日 (木) 20:54

桜井充メルマガ:「期待はできない」

内閣改造が行われた。私が一番注目していたポストは文部科学大臣だ。今月末に加計学園の設置審査が終了する。その結果によっては、文部科学省と徹底的な議論を行わなければならないからだ。
 
その担当となったのは林芳正参議院議員。親しくさせていただいている議員の一人で、しかも極めて優秀である。やりにくくなった気もするが、基本的に論理的なので、やりやすくなるかもしれない。しかし、安倍総理の窮地を救う役割を引き受けるとは、林さんはとても良い人なのだと思う。
 
今回の改造人事だが、これで政権の支持率が上がるとは思えない。何故ならば、一番交代しなければならないのは、安倍総理自身だからである。今の内閣の支持率の低下は、安倍総理その人に対する信用の低下が招いているのであり、いくら閣僚を変えても内閣支持率は変わらないと思っている。
 
そういえば安倍総理は6月の会見で、「国民の皆さまの政府への不信」という発言をされていた。国民の皆さんの不信は、なによりもまず安倍総理に向けられているのであり、その点はきちんと理解するべきである。
 
国内外に問題は山積している。内閣改造が行われたのだから、速やかに臨時国会を召集するべきである。その場で、徹底的に議論を行うべきであり、安倍政権の早期退陣が実現できるように、戦っていきたいと考えている。
 
 
 
参議院議員・医師 桜井 充
 
 
 
 
 
【秘書のつぶやき】
桜井充秘書庄子です。
今回の内閣改造によって、「人づくり革命担当」なる新たなポストが加えられました。安倍総理によれば、人づくり革命とはあらゆる人にチャンスを作り、一億総活躍の日本を作り上げていくための教育改革であるようです。「人づくり革命」の是非はともかく、そうであるならば、既にある一億総活躍担当大臣、もしくは文科大臣のもとに推し進めればいいのではないでしょうか。新たなポストを置くことに合理性があるとは思えません。
昨年出版された対談本『政治が危ない』(御厨貴氏・芹川洋一氏,日本経済新聞出版社)に、安倍総理は「やってる感」を重要視し、意識して行動している、という興味深い指摘がありました。思えば、毎年策定されている骨太の方針や成長戦略には常に目新しいキャッチコピーが添えられています。必要に迫られないポストの新設もまた、やっている感の演出に過ぎないのでは……。(庄子真央)