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2017年06月01日 (木) 21:01

桜井充メルマガ:「真っ黒」

今日は内閣委員会で加計学園による獣医学部新設問題について質問した。内閣委員会では国家戦略特別区域法の改正案が審議されており、80分という時間をいただいて質問したが、大臣から納得のいく答弁は得られなかった。
 
この問題において特に重要なポイントとなるのが、石破大臣の時代に閣議決定された獣医師養成校設置のための4条件、通称石破4条件である。
 
1、現在の提案主体による既存獣医師養成でない構想が具体化し、
2、ライフサイエンスなどの獣医師が新たに対応すべき具体的需要が明らかになり、かつ、
3、既存の大学・学部では対応困難な場合には、
4、近年の獣医師需要動向も考慮しつつ、全国的見地から本年度内に検討を行う。
(「『日本再興戦略』改訂2015」より抜粋)
 
この4条件を満たした場合に限り、獣医師養成校の新設が認められるのだが、加計学園は一つとして満たしていない。前川前事務次官が問題視しているのもこの点である。
 
規制改革を行うべきではないという事を申し上げるつもりはない。しかし、規制緩和を行うにしても、一定のルールの下で行わなければならない。獣医学部の新設に関しては、このルールが上記の4条件である。
 
何故、4条件を満たしていないにも関わらず、獣医学部新設が認可されたのか。答えは簡単である。それは加計学園の理事長が総理の「腹心の友」だからである。権力を個人の利益の確保のために使ってはならない。この問題の解明のために戦っていきたいと思う。
 
 
 
 
 
参議院議員・医師 桜井充
 
 
 
 
【秘書のつぶやき】
桜井充秘書庄子です。
本日の内閣委員会、桜井の質疑の冒頭で「留意」という言葉に焦点が当たりました。昨日の衆議院の質疑において、「石破4条件は留意事項」だと答弁されたためです。閣議決定である以上、4条件は守らなければならないものですが、「留意」にはそこまでの意味はありません。逃げ道を作るためにわざと言い換えられている可能性がある以上、追及しないわけにはいきませんでした。
 今国会では、言葉が軽視されている場面をよく目にします。云々をでんでん、便宜をびんせんと読むような間違いならば、まだうっかりで済むかもしれません。いわゆる共謀罪を巡って「そもそも」の用法について問題になった際には、安倍総理が、実際にはどの辞書にも載っていないにも関わらず「辞書で調べたところ、『そもそも』には『基本的に』という意味もある」と述べて話題になりました。その後の閣議決定で「そもそも」には「基本的に」という意味があるとされ、更には「そもそも」の意味は総理が調べたものではないとする閣議決定までもが行われています。
 意味に沿った言葉を選ぶのではなく、選んだ言葉の意味を沿わせるようなやり方では、政治に対する信頼を落とすばかりではないかと思うのですが……。(庄子真央)