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2017年05月25日 (木) 21:04

桜井充メルマガ:「恐怖政治」

加計学園の獣医学部設置に関して、前川前文部科学事務次官が実名で証言を行った。それに対して官邸のとった態度は、国家権力を使い、彼のスキャンダルを探し、これをマスコミにリークした。とても民主国家の総理が行うこととは思えない。
 
国会では共謀罪の審議が行われているが、これが安倍政権で成立したらどんな社会になるのだろうか。自分に対して不利な発言をした人を抹殺しようとするのだから、直ぐに共謀罪が適用されて収監されるようになるかもしれない。
 
安倍総理と加計学園の理事長は腹心の友である。獣医学部について頼まれた事がないと言うが、全て特例で行われている経過を考えれば、頼まれていないはずはない。やましいところがないのであれば、国会での議論から逃げず、公の場に出てきてきちんとそう説明すれば良い。
 
この加計学園の案件は、異様なスピードで進められている。本来踏むべき最低の手続きすら踏んでいないのだから、総理の意向で、というより総理の権力でこれが進められてきた事は疑いようの無い事実である。
 
行政手続きが歪められている、このことを問題視し、実名で発言した前川前事務次官は本当に立派な方である。本来であれば、彼の立場が不利にならないように、公益通報者保護制度で守られなければならないが、安倍政権で期待するのは無理な話である。
 
朴槿恵前韓国大統領は国民の力で失脚させられた。今こそ安倍政権を倒すために、国民の皆さんの力が必要である。民主主義を無視した独裁政治にピリオドを打つために、戦っていきたいと考えている。
 
 
 
 
 
参議院議員・医師 桜井充
 
 
 
 
【秘書のつぶやき】
桜井充秘書庄子です。
前川前事務次官の証言により、加計学園の獣医学部新設問題がまた新たな局面を迎えています。あらゆる文書について「確認できない」と繰り返される答弁に、このままのらりくらりと逃げ切られてしまうのではないかとうすら寒い思いを抱いていたところ、大変勇気をもらえたように思います。
ところで、加計学園は「第二の森友学園」と言われることがありますが、特区制度の悪用という観点からは、「第二の国際医療福祉大学」にほかなりません。日本医師会などが反対していたにも関わらず岩盤規制の突破と銘打って成田市に新設された国際医療福祉大学の医学部は、公募期間の短さ・地元自治体による費用負担など、獣医学部新設と同じ問題を非常に多く抱えています。
今治市議会の国家戦略特区特別委員会は平成28年の7月に成田市へ視察に行っていることもあり、この二つの新設学部の類似性はもっと注目されるべきではないでしょうか。(庄子真央)