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2017年03月16日 (木) 19:48

桜井充メルマガ:「​方向性が違っている」

日頃の不摂生がたたって、久しぶりに風邪をひいた。口腔ケアを行えば大丈夫と豪語していたが、体調管理が悪ければ病気に負けてしまう。昨年還暦を迎えたのだから、もう少し摂生しなければならないと感じた。
 
国会はもう直ぐ予算委員会が終了し、法案審査に入る。農水委員会に所属しているので、農水省が説明に来てくれているのだが、日本の農業の未来は見えない。
 
特に、米に関しては減反政策を廃止し、どの程度米を作るかについては農家に任せるとしているが、一方で国としての米の収量目標を掲げている。また、食用米が減ってきているので、飼料用米を増やす必要があり、そのために補助金を支給するという。
 
国としての政策が難しくなると、すぐに市場にお任せするという事になるのだが、そうであれば、国家公務員は必要なくなる。何故ならば、政策を作る必要性がなくなるからである。
 
米を市場原理に任せるのはおかしい。何故ならば、このことにより価格が変動し、農家も消費者も混乱することは間違いないからである。
 
戸別所得補償制度が廃止され、米の取引価格が農家の所得になる。価格が上がれば農家の収入は増えるかもしれないが、消費者の負担は増えることになる。価格が下がれば、その逆のことが起こる。このようなことを防ぐためには、国家が関与するしかない。
 
米の生産調整を行い、価格を安定させるためには農家に対する戸別所得補償制度を復活させるしかない。これは農家に対する支援であるのと同時に、消費者を守るための政策でもある。農水省の政策転換を図るために努力していきたいと考えている。
 
 
参議院議員・医師 桜井充
 
 
 
【秘書のつぶやき】
桜井充秘書庄子です。
森友学園を巡る議論が続いています。スキャンダラスな面が強調されてはいますが、もともとは不適切な土地の売却額に始まる政治問題であることを見失わないようにしなければなりません。
一方、加計学園による獣医学部新設に関してはいまだそれほど焦点が当てられていないように思います。特区を利用した獣医学部新設の一番の問題は、むやみな定員増によって獣医師の需給バランスが崩れる可能性があることです。日本獣医師会によると、現在の定員のままでも獣医師の数の全体需給は「ほぼ均衡」し、課題はむしろ「職域偏在にある」とのことです。動物の飼育頭数が急増するような事態になれば獣医師不足も危ぶまれますが、日本ペットフード協会や農水省の調査を基に犬・猫、家畜の飼養頭数の推移を見てみると、全体として減少傾向にありました。
本来必要ではない新設が、結果として獣医師の方々を苦しめることなるのではないかと危惧しています。(庄子真央)