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2016年04月28日 (木) 17:30

桜井充メルマガ:「自立支援」

 先日、障害者施設のアート・インクルージョン・ファクトリーを訪れた。アート・インクルージョンとは、アートを通してすべての人を優しく包み込む社会を実現しようという考え方だ。
 
 仙台のアート・インクルージョン・ファクトリーには、精神障害、そして身体障害のある方が通っていて、この施設で、音楽や絵画を楽しんでいる。その中の作品を見せて頂いたのが、どの作品も個性的で、その素晴らしさに驚かされた。
 
 雅号を「妄想エンジン爆発娘」とした方の作品は、色遣いといい、構図といい、ピカソを彷彿させるものだった。だいたい、この雅号の「妄想エンジン爆発娘」っていう名前も素敵だし、感性が私とはまったく違う。この素晴らしい個性を大切にして行くべきだと思っている。
 
 これまでの障害者政策は、障害者の皆さんの働く場を作ろうという考え方に立っていたように思う。しかし、このアート・インクルージョン・ファクトリーで行っていることは、その人たちの能力を発揮させていこうという点で大きく違っている。
 
 テレビでもおなじみの裸の大将、山下清さんも障害を持っていたといわれているが、素晴らしい作品を残した。これからの障害者政策として、アート・インクルージョン・ファクトリーで行っている取り組みを広げていくことが大切だと思った。
 
 読者の皆さんにお願いです。是非彼らの作品を購入して、応援していただきたいと思います。そのことが、本当の自立支援につながると思います。よろしくお願いいたします。
 
参議院議員・医師 桜井充
 
 
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 選挙が近いこともあり、世論とは何かとよく考えます。ふと、戦前の世論はどうだったかを調べてみたのですが、当時は世論調査の方法がしっかりと確立されていなかったうえ、戦時下の日本では国論はあっても世論はなく、国策に沿わない言論は官憲の取り締まりとされていたこともあり、世論調査そのものがあまりなされていなかったようです。しかし、その数少ない世論調査の中でも、「文藝春秋」による「国民はかう思ふ」という調査は興味深いものでした。
 それによると、1940年及び1941年1月の調査において「日米戦は避けられるか」に60%、「対米外交は強硬に出るべきか」に62%が同意するとの回答がなされていました。1年後に開戦に至ってしまったのは、なんとも皮肉な結果です。
 また、「最近収入は増えたか」には22%、「指導者の若返りを望むか」には81%、「今日の青年は覇気があると思うか」には26%が同意していました。この調査については今行っても似たような結果かもしれません。
 世論に沿った政策の結果はこれまでどうだったのか、改めて研究してみようと思いました。(小林太一)