桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「努力するという事」

2011年12月01日 (木) 15:53
 これが平年並みなのだそうですが、寒い朝になりました。昨日、東京は20度近くまで上がったので、余計寒く感じます。このような時に、健康を害する人が増えるので、健康にご留意頂ければと思います。
 西本幸雄さんがお亡くなりになりました。心からお悔やみ申し上げます。私は、「巨人、大鵬、卵焼き」の世代で、子供のころは大の巨人ファンでした。その当時、阪急の監督だったのが西本さんで、強いチームを作って日本シリーズに登場してくるので、本当にいやな存在でした。 
 しかし、巨人の身勝手な行動が目につくようになり、私は巨人ファンをやめました。その時、西本さんは近鉄の監督を務めておられ、ドラフトで獲得した無名選手を厳しい練習で鍛え上げ、強いチームに変えて行きました。その時から、近鉄ファンというか西本ファンになっていました。
 自分に厳しく、他人にも厳しい。しかし、公平で優しさを持ち合わせている、今の社会に求められているリーダーのような気がします。今の時代にこれだけ厳しくしたら、若者はついてこないとおっしゃるかもしれません。しかし、日本の置かれている状況を考えれば、そんな事を言っていられないと思います。
 話は変わりますが、相撲界では、外国人力士と日本人力士のけいこの量が違うから、外国人力士が上位を占めているのだそうです。努力の差がすべてと言っても過言ではないのかもしれません。
 「勉強しなくても勉強ができる」子どものころは、これがカッコイイと思っていました。しかし、これは親からもらった能力が優れているだけで、自分の力で勝ち得たものではありません。最近は、努力する人ほどカッコイイと思っています。西本さんの訃報に接し、努力することの大切さを思い起こしておりました。
                  参議院議員・医師 桜井 充


【秘書のつぶやき】
 櫻井充秘書小林です。
 イラン中部の核関連施設で爆発が起きたとの報道がありました。イスラエルの情報機関筋は偶発的な事故ではないという見方をしているようです。1981年にイスラエルがイラクの核開発施設を攻撃した「バビロン作戦」は「上弦の月」の2日前であったため、仮に同国がイランを攻撃するなら12月の上弦の月の2日前であるこの日ではないかという報道が一部でなされていた事もあり、真偽はわかりませんが大変注目しています。
思えば1929年の世界恐慌の際も経済危機から世界大戦へ突き進んだわけですが、現在の状況も似た部分がある気がしています。世界全体で同じ道を歩まぬようにしなければなりません。(小林太一)