桜井充メルマガ:「来年度予算の査定中です。」
2010年11月04日 (木) 18:56
先週の土曜日、地元で中小企業の勉強会を行った。始めてから3
4回になるのだが、今回がこれまでの最高で、100人ぐらいの皆
さんが出席してくださった。与党になると違うものだと感じている
し、始めた当時は20人ぐらいだったので、感慨深いものがある。
久しぶりにお会いする方も多く、副大臣の就任のお祝いをされる
ことと同時に、日銀の総裁の隣に座っているってすごいですねと言
われた。いつもお世話になっている、立教大学の山口義行教授から
も、金融のことが何も分からなかった桜井さんが、日銀の総裁の隣
に座っている姿を見て感動したとも言われた。
今日、明日と日銀の政策決定会合が行われる。先般決定した
追加金融緩和策を速やかに実行に移すため、本来の予定を
前倒しして行う事になったものだ。この会合には、政府関係者
として、財務省と内閣府から一名ずつ出席することになっている。
政府関係者からの発言の時間もあるのだが、私たちは委員各位の
意見を聞くことが、仕事の中心となっている。守秘義務があるので、
議論の内容については書くことができないが、朝9時から4時間ほ
ど行われ、各委員が熱い議論を戦わせる。
実は、この会合には、私が出席する際には事務方が同席しないの
で、全て私がメモをとってこなければならず、高校、大学とまとも
に授業に出ずにノートなど書いたこともない私にとっては本当に大
変な作業である。
自公政権時代から、日銀と政府と一体となって経済対策に当たっ
てきた。これは現政権になっても同様である。しかし、自律的回復
には至っておらず、どこに問題があるのか、新しい視点から分析を
行わなければならないと考えている。現在、来年度予算の査定中だ
が、これまでとは違う視点で、作業を行っていきたいと思っている。
参議院議員・医師 桜井 充
【秘書のつぶやき】
桜井充秘書小林です。
先週のメルマガにも書いた桐生市の自殺した女の子がいじめられ
た原因の一つに、「国際結婚」が背景にあったと伺える報道があっ
たので、国際結婚の現状について調べてみました。
実は、現在、国際結婚は全体の婚姻数の5%、東京23区内だけ
では10%を超えてきています。昨年、ハーフやクオーターの人達
だけで結成された会に参加する機会があり、いろいろお話を伺った
ことがあったのですが、自分自身は、どの国の人間なのか、日本国
籍を持っているのに見た目だけでいじめや特別扱いされる事等、様
々な悩みを抱えているようでした。
日本国内でさえ、お互いの地域文化を理解し合うことがまだまだ
難しいことを考えると、他者を認めたり、異文化を理解するための
教育がさらに必要ではないかと思います。もちろん、日本自身をも
っと知らなければなりませんが。
外交をはじめ、日常生活でもお互いのメンツを潰さないようにす
ることもいわゆる政治というのは簡単ですが、本当に難しいもので
す。(小林太一)
4回になるのだが、今回がこれまでの最高で、100人ぐらいの皆
さんが出席してくださった。与党になると違うものだと感じている
し、始めた当時は20人ぐらいだったので、感慨深いものがある。
久しぶりにお会いする方も多く、副大臣の就任のお祝いをされる
ことと同時に、日銀の総裁の隣に座っているってすごいですねと言
われた。いつもお世話になっている、立教大学の山口義行教授から
も、金融のことが何も分からなかった桜井さんが、日銀の総裁の隣
に座っている姿を見て感動したとも言われた。
今日、明日と日銀の政策決定会合が行われる。先般決定した
追加金融緩和策を速やかに実行に移すため、本来の予定を
前倒しして行う事になったものだ。この会合には、政府関係者
として、財務省と内閣府から一名ずつ出席することになっている。
政府関係者からの発言の時間もあるのだが、私たちは委員各位の
意見を聞くことが、仕事の中心となっている。守秘義務があるので、
議論の内容については書くことができないが、朝9時から4時間ほ
ど行われ、各委員が熱い議論を戦わせる。
実は、この会合には、私が出席する際には事務方が同席しないの
で、全て私がメモをとってこなければならず、高校、大学とまとも
に授業に出ずにノートなど書いたこともない私にとっては本当に大
変な作業である。
自公政権時代から、日銀と政府と一体となって経済対策に当たっ
てきた。これは現政権になっても同様である。しかし、自律的回復
には至っておらず、どこに問題があるのか、新しい視点から分析を
行わなければならないと考えている。現在、来年度予算の査定中だ
が、これまでとは違う視点で、作業を行っていきたいと思っている。
参議院議員・医師 桜井 充
【秘書のつぶやき】
桜井充秘書小林です。
先週のメルマガにも書いた桐生市の自殺した女の子がいじめられ
た原因の一つに、「国際結婚」が背景にあったと伺える報道があっ
たので、国際結婚の現状について調べてみました。
実は、現在、国際結婚は全体の婚姻数の5%、東京23区内だけ
では10%を超えてきています。昨年、ハーフやクオーターの人達
だけで結成された会に参加する機会があり、いろいろお話を伺った
ことがあったのですが、自分自身は、どの国の人間なのか、日本国
籍を持っているのに見た目だけでいじめや特別扱いされる事等、様
々な悩みを抱えているようでした。
日本国内でさえ、お互いの地域文化を理解し合うことがまだまだ
難しいことを考えると、他者を認めたり、異文化を理解するための
教育がさらに必要ではないかと思います。もちろん、日本自身をも
っと知らなければなりませんが。
外交をはじめ、日常生活でもお互いのメンツを潰さないようにす
ることもいわゆる政治というのは簡単ですが、本当に難しいもので
す。(小林太一)